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ゴルフコースの芝草病害は伝染性病害と非伝染性病害に類別されます。伝染性病害で日本芝、西洋芝で発生の多い病害は糸状菌です。その次に多いのはウイルス病、細菌病です。
これらの病原菌はサッチなどの植物残渣に腐生して生息していて通常は侵略力が弱いため芝草を侵害しませんが、地温が上がり、湿度が増えると菌量が増加し、病原菌は感染能を獲得し芝草組織に侵入します。
病害防除は病原菌の種類に応じて殺菌剤が使用され、病害が拡がらないために殺菌剤の全面散布が行われます。
殺菌剤は発生病害に対して的確に効果をもたらしますが、その半面、芝草体内に吸収されるので芝草活性が一時的に阻害され、土壌内の有益な微生物まで死滅させ土壌微生物層を撹乱します。殺菌剤の使用回数が多く、同じ殺菌剤の連用により耐性菌が出現するので殺菌剤の使用回数を減らす芝草管理が必要です。
これからの芝草管理に望まれることは低農薬、無公害管理の実践です。
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